異彩を放て:フランスの卓越した美食文化を支える象徴 - 「シテ・デュ・ヴァン」(ボルドー)

異彩を放て、フランスを選ぶ」キャンペーンでフランス美食の真髄を発見しよう。最新キャンペーン「異彩を放て、フランスを選ぶ」では、フランスの文化や食文化の象徴にスポットライトを当て、有名パティシエのニーナ・メタイエやミシュランの三つ星シェフ、アンヌ=ソフィー・ピックといった著名人や、ボルドーの総合ワイン施設「シテ・デュ・ヴァン」を中心に、ワインがフランス文化、経済、そして風景に与えた大きな影響について紹介しています。

Make it Iconic - Cité du Vin Bordeaux

10月15日、フランスは「異彩を放て、フランスを選ぶ」キャンペーンの新たな顔ぶれを発表しました。このニューフェイスは、皆さんが想像するようなタイプの顔ではなく、ワインの文化的・生活的遺産に焦点を当てた、ボルドーの博物館/イベントセンター「シテ・デュ・ヴァン」です。同センターは、ニーナ・メタイエ(国際パン職人・パティシエ協会による2023年世界最優秀パティシエ)、アンヌ=ソフィー・ピック(フランスで初めてミシュラン三つ星を獲得した女性シェフ)、モリ・サッコ(パリ生まれの、ミシュラン星付きレストラン「モスケ」シェフ)など、フランスの価値を深く象徴する面々の一角に加わることになりました。

 

異彩を放て、フランスを選ぶ」は2023年に始動したキャンペーンで、観光、文化、美食の分野における国際的なプラットフォームを通じて、フランス人の創造性、ヒューマニズム、好奇心旺盛な気質を広めることを目的としています。ボルドー市街の中心にあるシテ・デュ・ヴァンは、世界のワイン産業の過去、現在、未来について独自の洞察を提示し、常設展示と数々の文化イベントを通じて、革新と変革の概念に絶えず挑戦しています。

© ANAKA

同センターの常設展では、インクルーシブで没入感あふれる展示方法でワインの歴史と多様性をたどっており、館内では終始、来館者の五感に訴えかけます。さらに、さまざまな試飲ができるほか、センターには多数のイベントスペース、ショップ、レストランなどがあります。それらを集約する施設は、ブドウの木を連想させるフォルムと、湾曲するガロンヌ川に沿った独特な立地を特徴とし、ワインの本質を想起させる象徴的な建築の傑作となっています。

© ANAKA

他のどこにもない大胆さ:そのユニークな建築は、キャンペーン「異彩を放て、フランスを選ぶ」の価値を完璧に表現している

 

シテ・デュ・ヴァンには2016年の開館以来、世界中から300万人以上が訪問。フランス独自のテロワールとの深いつながりを紹介し、ライフスタイルや歴史、地理、芸術、ワイン醸造学、環境など、幅広いテーマにわたる専門知識を学べる驚きの体験を提供してきました。グラン・クリュの技巧から先駆的なイノベーションまで、フランスのワイン造りの幅広い知識を正確に映し出す ― 同センターが扱う多様なトピックは、ワインが持つグローバルな文化的重要性を称えるフランスならではの力を見せてくれます。また、フランスに深く根付いた匠の技、そして長年続いてきたワイン製造との密接な関係も明らかにしています。

世界中のワインの文化遺産を称えるという意味で、フランス政府がシテ・デュ・ヴァンをトップクラスの著名人と同列の名誉あるミューズの称号に選出したことは意義のあることです。これは、フランスの美食文化の海外における象徴的な影響力を確固たるものにするためです。シテ・デュ・ヴァンを訪れて、ワインの世界を五感で巡る、素晴らしい旅をぜひ体験してください。

© DBY photographie

 

フランス政府が主導する「異彩を放て、フランスを選ぶ」キャンペーン。同キャンペーンは、フランスの力強さと革新の精神を前面に打ち出し、文化・芸術的な活力、豊かな観光資源、フランスの知見、美食、国家経済のダイナミズムをアピールすることを目的としています。

 

ラ・シテ・デュ・ヴァンは毎日午前10時より開館しています。2024年の休業日は、1月22~28日および12月25日です。来館ご予約はこちらから:https://ticket.laciteduvin.com/en-GB/home

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