ロワール渓谷へ小旅行にでかける若い男女というと、ワインの中のフェミニン(女性的)とマスキュリン(男性的)を探す旅のようです。少なくともエリオットのイメージでは。ロワールワインの多様性に見せられているエリオットは、ルイーズに女性的なワインをすすめるべきか頭を悩ませています。結構難題です。ルイーズは赤ワインにしか興味がありません。そこで、エリオットはアンジュのガメイを紹介しました。でも若い女性は口をとがらせています。彼女はワインに性別を与えるという考えが好きではありません。彼女は軽さがよく女性的な特徴で、骨格のよさが男性的な特徴であるという考えに反論します。その後、ルイーズはカベルネ・フランの赤を試飲するようにエリオットに勧めます。彼女はサン・ニコラ・ド・ブルグイユ、ソミュール・シャンピニーやシノンが本当に素晴らしいワインだと考えています。エリオットにとっては、より強烈で香り高いソミュール・ルージュやソミュール・ピュイ・ノートルダムは避けて通れません。
ルイーズは、トゥレーヌ西側の個性豊かな赤の方が好きです。エリオットは驚きます。それらがより男性的なワインだと思うからです。ステレオタイプを脱ぎ捨てよう!ルイーズもアンジュのガメイの赤はフローラルな香りがすると言って聞きません。かといって、母の日だけで飲む必要はありませんよ!
ロワール渓谷のワイン街道には、驚きが満載です。赤ワインも女性のように、独自の主張があります!
Contributor
Christelle Zamora
Editor