家庭料理の達人でなくても、定番のフランス食材を常備しておけば、ふだんのレシピをワンランクアップさせることができます。おすすめの食材をいくつかご紹介しましょう。
ディジョンマスタード
フランス流の活用法:ヴィネグレットソース(フレンチドレッシング)からマヨネーズ、肉料理やサンドイッチまで、あらゆるフランス料理に欠かせない調味料が、IGPブルゴーニュ産マスタードです。
もっとアレンジ:ディジョンマスタードをトーストに塗ったり、フランス風のフル・ブレックファストに添えたりすれば、味のアクセントになります。
コキエット(ショートパスタ)
フランス流の活用法:子供に人気の「コキエット・ジャンボン・ブール」はフランス人なら誰でも知っている家庭料理。貝殻型のショートパスタ、ハム、たっぷりの溶かしバター、そして手元にあれば、すりおろしたエメンタールチーズ少々も加えましょう。
もっとアレンジ:ハムの代わりにベーコン、エメンタールの代わりにチェダーチーズを使ってもよいでしょう。
上質なソーセージ
フランス流の活用法:アペロのおつまみ、シャルキュトリーの定番。薄くスライスしてバゲットとバターを合わせ、コルニション(きゅうりのピクルス)で食欲をそそる酸味を添えれば、最高の一品になります。
さらにアレンジ:バゲットとコルニションの代わりに、クラッカーとカリカリのピクルス少量を合わせてもよいでしょう。
フルール・ド・セル
フランス流の活用法:ゲランドやカマルグの塩田で取れるフレーク状の塩は、最後の仕上げに最適。料理に散りばめれば、得も言われぬアクセントになります。
さらにアレンジ:昔ながらのデザートにひとつまみの塩を加えてみましょう。アップル・クランブルやねっとりしたプディングの風味が際立ちます。フォンダン・ショコラにもぴったりです。
ワイン
フランス流の活用法:言うまでもなく、フランス食材のパントリーにワインは欠かせません。飲み物として、料理用に:飲み頃の赤ワインと冷やした白ワインを少なくとも1本ずつ用意しておきましょう。1日の終わりにぴったりの一杯を楽しむもよし、パパッとつくれるムール貝のミュスカデワイン蒸しなどをディナーに味わうのもよいでしょう。
さらにアレンジ:イギリス流ビールとステーキのパイをブフ・ブルギニョン(ブルゴーニュ風牛肉の赤ワイン煮)のようにアレンジしてはいかがでしょうか?いつものレシピで、ビールの代わりに赤ワインで牛肉を煮込むだけです。
Contributor
エディター