フレンチパントリー:常備しておくべき定番のフランス食材

By Valentine Benoist

家庭料理の達人でなくても、定番のフランス食材を常備しておけば、ふだんのレシピをワンランクアップさせることができます。おすすめの食材をいくつかご紹介しましょう。

The French Pantry: basics you should always have at home

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ディジョンマスタード

フランス流の活用法ヴィネグレットソース(フレンチドレッシング)からマヨネーズ、肉料理やサンドイッチまで、あらゆるフランス料理に欠かせない調味料が、IGPブルゴーニュ産マスタードです。
 

もっとアレンジ:ディジョンマスタードをトーストに塗ったり、フランス風のフル・ブレックファストに添えたりすれば、味のアクセントになります。

 

コキエット(ショートパスタ)

フランス流の活用法:子供に人気の「コキエット・ジャンボン・ブール」はフランス人なら誰でも知っている家庭料理。貝殻型のショートパスタ、ハム、たっぷりの溶かしバター、そして手元にあれば、すりおろしたエメンタールチーズ少々も加えましょう。

もっとアレンジ:ハムの代わりにベーコン、エメンタールの代わりにチェダーチーズを使ってもよいでしょう。 

 

上質なソーセージ

フランス流の活用法:アペロのおつまみ、シャルキュトリーの定番。薄くスライスしてバゲットとバターを合わせ、コルニション(きゅうりのピクルス)で食欲をそそる酸味を添えれば、最高の一品になります。

さらにアレンジ:バゲットとコルニションの代わりに、クラッカーとカリカリのピクルス少量を合わせてもよいでしょう。

 

フルール・ド・セル

フランス流の活用法:ゲランドやカマルグの塩田で取れるフレーク状の塩は、最後の仕上げに最適。料理に散りばめれば、得も言われぬアクセントになります。

さらにアレンジ:昔ながらのデザートにひとつまみの塩を加えてみましょう。アップル・クランブルやねっとりしたプディングの風味が際立ちます。フォンダン・ショコラにもぴったりです。

 

ワイン

フランス流の活用法:言うまでもなく、フランス食材のパントリーにワインは欠かせません。飲み物として、料理用に:飲み頃の赤ワインと冷やした白ワインを少なくとも1本ずつ用意しておきましょう。1日の終わりにぴったりの一杯を楽しむもよし、パパッとつくれるムール貝のミュスカデワイン蒸しなどをディナーに味わうのもよいでしょう。

さらにアレンジ:イギリス流ビールとステーキのパイをブフ・ブルギニョン(ブルゴーニュ風牛肉の赤ワイン煮)のようにアレンジしてはいかがでしょうか?いつものレシピで、ビールの代わりに赤ワインで牛肉を煮込むだけです。

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Valentine Benoist
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