AOP セヴェンヌ産スウィートオニオンは、風味が独特で、辛みは少なく苦味は全くなく、生のままでも火を通してでも楽しめるのが特徴です。何世紀も受け継がれてきた伝統に基づいて傾斜地で栽培され、手摘みされるジューシーで歯ごたえのあるこのオニオンは、サラダ、オーブン焼き、コンフィにしても美味しくいただけます。
知っておきたいこと
AOP セヴェンヌ産スウィートオニオンの栽培方法は、何世紀もの間ほとんど変わらず、手作業で行われています。フランス南部セヴェンヌの粘板岩の砂質酸性土壌の傾斜地(それにより機械化が制限されている)で栽培、生産されるスウィートオニオンは、地中海性気候と定期的な灌漑の恩恵を受け、この非常に独特でマイルドな甘さが引き出されています。
1月から3月に種をまき、5月から6月上旬に厳選して間引かれるスウィートオニオンは、8月から9月に手作業で収穫され、空調機で乾燥されます。その後、販売前に、スウィートオニオンの外皮は除去され、丁寧に選別されます。
スウィートオニオンの特徴は、マイルドな白い実、苦味のなさ、控えめな辛さです。生のままでも、火を通しても楽しめます。
1個1個の玉ねぎに貼られたAOPのラベルからセヴェンヌ産スウィートオニオンは店頭で簡単に見つけられます。
特筆するべきこと
視覚的に
薄いパールホワイトの皮。
味覚的に
辛みが少ないマイルドな味。糖分が豊富で、ジューシーで歯ごたえのある野菜。火を通すと、栗のこんがりした香り。
栄養面のメリット
ミネラル塩とビタミンA、B、Cが豊富。利尿作用。
編集後記
« 「aux petits oignons(小玉ねぎを添えて)」という19 世紀以来の表現は「丁寧に」「心をこめて」という意味です。愛情込めてつくったおいしい煮込み料理からきています。 »
とのペアリング
お料理:豚肉や仔牛肉、パルメザンチーズとあわせて
ワイン: コスティエール・ド・ニームの白、ピクプール・ド・ピネ