世界の一流シェフたちのように、唯一AOPに認定されているバスク地方のこの小さな赤唐辛子を今すぐ料理に使い、その魅力に触れてください!
知っておきたいこと
夏の終わりごろ、バスク地方の丘陵にある小さな村のエスプレット唐辛子畑に収穫を行う人たちが続々と集まってきます。有名な唐辛子は手作業で収穫され、選別、天日干ししてからオーブンで加熱されます。最後に、唐辛子は輝かしいオレンジがかった色の粉状に砕かれます! 控えめな小瓶に「エスプレット唐辛子AOP」のラベルが貼られたこのスパイスは、種の選別、早春のビニールハウス内の種まき、移植、露地栽培など、細部にまでこだわった伝統の賜物です。唐辛子の辛さを測る単位であるスコヴィル値で4レベルのエスプレット唐辛子は、控えめな辛さと複雑な香りで塩系だけでなく甘系の料理の味も引き立ててくれます。ピューレ、唐辛子クリーム、唐辛子入り塩またはフルールドセル、唐辛子ゼリーなど、エスプレット唐辛子の味わいをさまざまにお楽しみいただけます。
栄養面のメリット
抗酸化物質、ビタミンC、B6、Kが豊富。
編集後記
« 偉大な航海者を輩出したバスク人は16 世紀半ば、中米からエスプレット唐辛子を持ち帰りました。何世紀もの間、バスク地方の丘陵地帯に「biperra(ビぺラ、バスク語のピーマン)」の文化を発展させ、特にエスプレット村周辺で「Gorria(ゴリア)」という品種の唐辛子が胡椒の代りとして塩漬けに用いられるようになりました。今日でも、バスク人はヨーロッパ唯一のAOPスパイスを生産するために、この小さな唐辛子の種を選別、栽培、加工しています! »
とのペアリング
塩系: 卵、オリーブオイル (LH Huile des Baux)、魚(クール・ブイヨン)、白身・赤身肉、フォアグラ、フレッシュチーズ、クネル、パスタ、生野菜または温野菜。
スイーツ: チョコレートのデザート、リンゴのタルト、キャラメルのデザート。