「IGPペイ・ドックワインに合わせるなら」秋の赤ワイン編
しょう油ベースの和風の味付けをした鶏の手羽中と根菜をグリルでカリッと焼いてハーブとあわせたら、南フランス発IGPペイドックの赤ワインと合性抜群な一皿の完成です。
合わせたワインはカベルネ・ソーヴィニヨン100%。カシスや熟した赤い果実の心地よい香りが漂い、スリムな構造と繊細な酸味による生き生きとしたキャラクターが特徴。タンニンは控えめながらも表現力豊か。
グリルした鶏肉、根菜のカリッとした食感や、しょうゆの旨味、ハーブと梅のアクセントが、カベルネ・ソーヴィニヨンのスパイシーなニュアンスをさらに引き立て、ワインに深みを与えます。
材料 For
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36 本
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2 個
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1 本
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1 本
-
10 本
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A
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2 個
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4 杯
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4 杯
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4 杯
作り方
1
梅の種をとり、包丁の背で叩いて梅肉を作り、Aを混ぜ合わせ、ボウルに鶏手羽中をいれ、Aの半量を入れてよく揉み込んでおいておく。
2
れんこん、ごぼうを食べやすい大きさに乱切りにし、人参は長めに切る。
3
大きめの耐熱皿(オーブン皿にクッキングシートでも可)に根菜を入れて、1の手羽中を置いて、残りのAをかけて上にタイムを載せる。
4
オーブンで180° 25分、焼いたら完成。
とのペアリング
<今回合わせた赤ワイン>
メゾン・ロルジュリル ロランジュレ カベルネ・ソーヴィニョン 2021
Maison L’Orgeril, L’Orangeraie Cabernet Sauvignon, 2021
IGP ペイ・ドックワインとは
南フランスのラングドック・ルーション地方で作られているワインのこと。フランス国内で最も歴史が古く、最も広いぶどう畑から、全部で58種類のブドウ品種の特徴を生かした幅広い味わいの白・ロゼ・赤ワインを生み出しています。「フリー・オブ・スタイル」をモットーとした、自由なスタイルのモダンでクリエイティブなワインです。IGPはEUが規定した2つの地理的表示制度の1つで、製品の品質・特徴と原産地の繋がりを保証するものです。IGP ペイ・ドックワインは、価格と品質のバランスのとれた高品質ワインで、フランスを代表する品種ワインなのです。
Contributor
料理研究家 / フードスタイリスト