ノルマンディーの沖合いで漁獲される帆立貝は、海の味覚を愛する人たちに最も親しまれている貝類の 1 つです。調理が簡単で、お好みに応じてそのまま生でも、加熱してもおいしくいただけます。
知っておきたいこと
貝殻で見分けがつきます。ノルマンディー産帆立貝(学名Pecten maximus)ラベル・ルージュは、下の貝殻は丸みを帯び、上は平らなのが特徴です。帆立に似たぺトンクル(ベビーホタテ)は、2枚の貝殻とも丸みを帯びています。他の違いは、大ぶりの貝殻 (13 cm)に貝柱と卵巣が閉じ込められている点です。
とろけるような食感と上品な風味を楽しむには、そのまま生か、3~4分間加熱してもおいしくいただけます。白い貝柱には甘みとヘーゼルナッツの余韻があり、卵巣はより強い磯の味がします。
11月中旬から4月中旬まで、店頭で新鮮なホタテを2つの形態(殻付きホタテまたはラベルルージュ認定の剥いた貝柱と卵巣)でお買い求めいただけます。
名前の由来サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼者たちがガリシアの海岸(スペイン)でホタテガイを拾いそれを記念として持ち帰ったのがはじまりと言われています。
栄養面のメリット
低カロリー。低脂肪、低炭水化物。卵巣でさらに栄養価が増します。マグネシウム、カルシウム、リン、ヨウ素、亜鉛、ビタミンB12、セレン、オメガ3。
編集後記
« 細長いナイフの先を2つの貝の間にすべらせながら貝殻を開きます。ナイフを差し込んで閉殻筋を切断し、ナイフを小刻みに動かして貝殻を開きます。黒いウロをやぶかずに貝柱と卵巣を取り出します。水道水で洗います。水につけたままにしてはいけません。 »
とのペアリング
リースリングAOC、シャブリAOC、プイィ・フュイッセAOC、サンセールAOC、ノルマンディー産シードル